治療事例
患者 スペイン・カタルーニャ地方
Garcia氏 48歳

脊柱管狭窄で長時間の立位・歩行が困難だったスペインのワイン醸造家、治癒の経過

Garcia氏はスペインのワイン醸造家で、ワイン展示会に参加するため来日した際に当院の診療を予約されました。醸造作業では長時間立ちっぱなしになることが多く、長年にわたって腰椎に負担が蓄積されていました。

患者は、歩行中や長く立っているときに腰にしびれと痛みが出て、10分以上立つことができず、少し歩いただけでもすぐに休まなければなりませんでした。

現地の病院では、第4~5腰椎のすべり症と脊柱管狭窄症(いわゆる腰椎の骨棘)と診断され、神経への圧迫がひどく、何度もリハビリを行っても明確な改善は見られず、結局は西洋薬による鎮痛に頼るしかない状況でした。

当院で詳しく診察を行い、30日分の漢方薬を処方しました。Garcia氏にはスペインに戻ってから経過を追ってもらいましたが、1か月後、彼は今回の漢方治療に非常に満足していると報告してくれました。

「今では毎日、軽やかで楽しく仕事ができています」と喜びの声をいただいています。


患者 ポーランド・ワルシャワ
GORSKI氏 42歳

ポーランドの伝統的な骨棘療法が無効、中医学による遠隔治療で改善

このケースの患者はゲームエンジニアで、毎日長時間にわたりパソコンやデジタルスクリーンを使用していました。その結果、深刻な頚椎の神経圧迫が生じ、首と右腕に激しい痛みとしびれを感じるようになりました。

患者は外科手術を避け、代わりに物理療法とポーランドの伝統療法「熱いコーヒーかす治療」を受けていましたが、効果はほとんどありませんでした。

その後、ポーランド現地の中医師の紹介により、当チームとオンラインで相談を行い、当院の漢方薬の服用を開始しました。

漢方薬は2回に分けて送付しましたが、2回目の薬がまだすべて飲み終わる前に、GORSKI氏から「肩・首・腕の痛みやしびれが完全になくなり、まるで神経痛などなかったかのように体が軽くなった」との連絡がありました。


患者 日本・香川県
高橋さん 46歳

5年前の腰の古傷が再発、原因は椎間板ヘルニアだった

高橋さんは約5年前、自宅の本棚を動かした際に腰を痛めたことがありました。当時はそれほど重症ではなく、すぐに回復したため特に気に留めていませんでしたが、それ以降、時々腰に違和感や鈍い痛みを感じるようになりました。

最近では、臀部あたりの腰に常に鈍い痛みや圧迫感があり、右脚の外側にも張るような痛みやしびれを感じることが頻繁にあり、病院で診察を受けた結果、椎間板ヘルニアによる神経圧迫と診断されました。

当院で治療を受けたところ、約1週間で症状は大幅に軽減し、その後も継続的に治療を行ったことで、腰の痛みは完全になくなりました。右脚には時折しびれが残っていましたが、さらに2週間治療を続けた後、高橋さんから「右脚の痛みも痺れもまったくなくなり、本当に感謝している」とのご連絡をいただきました。


患者 日本・京都
佐藤さん 55歳

椎間板ヘルニアの手術に不安を感じ、漢方治療を選択し早期改善

佐藤さんは最近、腰の慢性的なだるさと痛みに悩まされており、大阪医科大学附属病院で腰椎のMRI検査を受けた結果、椎間板ヘルニアと診断され、神経が明らかに圧迫されていることが判明しました。

担当医師からは外科手術を勧められましたが、佐藤さんは「手術にはリスクがあり、術後も回復とリハビリに時間がかかる」と考え、インターネットを通じて当院を見つけてくださいました。

治療開始から1か月後、佐藤さんは「腰はすっかり良くなり、自由に動けるようになった。まるで神経の圧迫が最初からなかったかのようだ」とおっしゃっており、「手術を受けずに漢方治療を選んで本当によかった」と感謝の言葉をいただきました。


患者 日本・愛知県
中村さん 57歲

注射治療でも痛みが続き、中医学の遠隔治療で順調に回復

中村さんは以前、階段を下りる際に不注意で転倒し、お尻を強く打ちました。数日間、薬布を貼って安静にしたところ痛みは治まり、一時は問題ないと思っていました。

しかし数か月後、腰や背中に痛みが頻繁に現れ、左脚にもしびれやだるさが出始め、やがて歩くのも困難になるほどの痛みになりました。病院で診察を受けた結果、転倒時の影響で椎間板ヘルニアが生じ、神経を圧迫して痛みを引き起こしていると判明しました。

その後、中村さんは長期間リハビリ治療を続けましたが効果はあまりなく、腰の痛みは続き、鎮痛剤に頼るしかありませんでした。

そこで当院の治療を求め、服用を開始してから約1週間で明らかな改善が見られ、約1か月で椎間板の問題が完治しました。